職場体験
2008年5月29日〜31日
中学2年生の女の子からお手紙が届きました。「インストラクターの職場体験をしたいのでお願いします。」
インターネットでうちのスクールを見つけたそうです。先生からも連絡がきて「中学生の職場体験」を受けてみる事にしました。
そういえばうちの娘も、去年近所のスーパーに職場体験に行って来ました。どこでも同じようにやっているようです。
さて?初めて職場体験で中学生を預かる私たちです。いったい何を伝えられるのかしら?
私達も始めての体験になりそうです。
電話をもらって駅にお迎えに行くと、大きなバックをもったKちゃんが緊張した顔で立っていました。
1日目
だがしかし、今日はあいにくの雨で当然スクール生も来なくてエリアにも出掛けられない状態です。
Kちゃんにも手伝ってもらって午前中は床の掃除を頑張ります。
またレスキューパラシュートの必要性、注意しなければならないポイントを学びながら畳むのをKちゃんもお手伝いしてみます。
担当の先生が生徒の様子を見に来られました。
午後は、体験に来てくれたお客様へのお手紙や毎日の日記もKちゃんにお手伝いしてもらいます。
(さすが今時の中学生はPCのキーボードを打つのが早い!)
1日中作業の日となってしまいましたが、Kちゃんは元気に帰っていって1日目は終了です。
2日目
次の日は何とか晴れましたが、風向きがかなり悪く今日もスクール生は誰もいらっしゃいません。
仕事の一つとしてエリアの整備(草刈など)も大切な仕事です。
衣笠エリアに寄ってエリアを見学した後、スサノオエリアに移動です。
Kちゃん人生初の草刈機に乗る事になりました。
動かし方や大切なポイントをくり返し教えてもらい、事故防止の為にヘルメットと無線機を装着。
一番ゆっくりな速度で練習開始。さすが中学生です、覚えが早い。
私は校長から「目を離すなよ。」と言われ無線機片手に見守ります。(もちろん私は仕事になりませんが^^;)
お昼は「こうやってみんなにも楽しんでもらうんだよ。」とちょこっとバーベキューもしました。
3日目
土曜日が職場体験最終日だというのに、、、今日も雨です。
「う〜ん、、これじゃぁパラグライダーを一度も見れないで帰す事になりそう;_;」とちょっと残念な私?
スクール生の方がちらほら現れて、ツリーランセルフ講習会が始まりました。
せっかくなのでツリークライミング(Wのロープを使って樹木を登ったり降りたりする技術です。)にも少し触れてもらいます。
「どの分野のインストラクターもプロになる為にそれをくり返し練習していくんだと思うよ。」
そんな事に少し触れながらKちゃんと 話します。
おまけ
1日もパラを見る事もなく、触れる事もなく、飛ぶ事もなかったので日曜日は体験に来てくれたKちゃんです。
今日は風のコンディションも良くってやっとこパラ日和な日です。
パラグライダーを広げてハーネスとヘルメットを装着してみます。
一人でも挑戦してみました。 実際に高い所を飛ぶのはタンデム(インストラクターと一緒に二人乗り)です。
ちょっぴり不安そうなKちゃん?
やっとパラグライダーで飛べました。「空を飛ぶのって気持ちいいです!!」だそうです。
後日、Kちゃんからお礼のお手紙が学校から届きました。
彼女になにか伝わるものがあったらいいのだけれど・・・